風テラス啓発活動@新潟市中央区

3月30日、風テラス啓発活動としてホワイトハンズの坂爪代表理事、相談支援員の方、そして東京から取材に来られた毎日新聞の記者の方と一緒に、新潟市内の風俗店(デリヘル)の待機所を回ってきました。
「風テラス」とは「待機部屋での無料生活・法律相談」という活動をしており、「女性が安心して働くことのできる環境、問題の深刻化・複合化を未然に防ぐことのできる環境を整えることを目的」としています。その目的はまさに当協会の目的とも合致していますので、今回一緒に行動することになりました。
代表の坂爪さんは多数書籍を執筆されており、テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも取り上げられ、関東では既に導入されているお店もあります。今回伺ったお店の方皆働く女性のことを真剣に考えており、風テラスの活動主旨にとても共感されていました。
掲示板での誹謗中傷、風俗を辞めたあとのセカンドキャリア、風俗で働いていると部屋が借りられない、年金問題、生活保護を受けたいが申請の仕方が分からない等々、お店の方には相談しづらいプライベートな問題でも、「風テラス」を設けることによって聞きやすくなり、解決への道が拓けることがあります。「知る」ことによって解決する悩みは沢山あります。
「風テラス」は、お店の理解あってこその活動です。今回を期に、新潟における「風テラス」の第一歩が踏み出せそうと実感した一日でした。
ぜひ、ご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

風テラス(ホワイトハンズのページにジャンプします)

新潟の風俗店待機所での様子↓